実践に入る前にちょっと確認です
実践なさる前に一応伝えておきたいのですが、
「住宅ローンの繰上げ返済はそんなにお得じゃない」とおっしゃる方もいます。
その理由は、現在は住宅ローン減税により表面利率より実質金利が0.8%程度安くなり、
そもそもまだまだ低金利ですから、
「実質金利は過去に例を見ないほどに安く、借りていた方がお得だから」
という考え方です。その考え方も当然正しいと思います。
そのあたりをどう考えるかはその方の置かれた立場との相談になるでしょう。
(バブルの頃に高い金利で借りたまま借り換えしてない方には当てはまりませんが・・・)
例えば近い将来事業でも起こそうとか、自分の将来への投資のために学校へ行こうとかお考えの方は、
余裕資金を繰上げ返済で使ってしまうと近い将来には結局、
もっと高い金利で借金をしてお金を調達する事になりかねませんから、
返さずに置いておいた方が得だと言う事になるかもしれません。
そういった方にも実は「住宅ローン繰上げ返済」またはそれに準じる良い方法があるのですがそれは次の節で。
しかし、当面使い道のない完全な余裕資金があり、どう運用して良いかも解らないという方には
やっぱり繰上げ返済がおすすめだと思います。
さてそれでは、実践するに当たってのポイントをそれぞれの場合によって見ていきましょう。
これからローンを組む方、もしくは借り換えする方
これからローンを組む方はあらゆる方策を講じる事が出来る、本書の読者の中で最もラッキーな方です。
ローンを組む前によく検討すれば、支払い総額をより減らす事が出来るでしょう。
(しかし現在返済中の方も「借り換え」と言う手段でローンを根本から見直す方法もあります。
特にバブルの頃に借りたまま、借り換えをしていない方は早急な借り換えをお勧めします。)
銀行選びで最も解りやすい指標「利率」
ローンを組む際にまず第一に検討するのが「どこから借りるか?」です。
何より大事なのは「利率」です。
コンマ数%の違いが30年と言う長い期間で支払い総額を何十万円と変化させる要因になります。
他がまったく同じ条件ならばちょっとでも利率が低いところを選びましょう。
ただし、特殊な条件が色々とお得度を左右する事もあります。
たとえば、お勤めの会社によっては利子補給制度があったり
会社が低利で貸してくれたりと言う事があるでしょう。
会社にこういった制度がある場合は、それがあなたにとって最良の選択になることも多いと思います。
まずは、会社に住宅取得に関する援助制度があるかどうかを調べてみる事をお勧めします。
そういった制度が無い場合も購入する住宅を販売・仲介している不動産業者が提携している
金融機関があれば多少の利子優遇があります。
また、各銀行が金利優遇キャンペーン等も行っていますので、
その時点であなたが一番安い金利で借りられる所はローンを借りる主要候補になるでしょう。
しかし、新しい銀行などは利子では単純に比較できない
とても斬新で魅力的なサービスを行っているところがあります!
それはまた次回ということで・・・