« 2006年10月 | メイン | 2007年11月 »

2006年11月13日

住宅ローン編 その4?

現在ローン返済中の方へ
こちらは前章の「ローンの仕組み」でもかなり色々と書きましたので、
繰上げ返済がとてもお得であることはご理解いただけていると思います。

そういう方には実際に自分の場合に、いくら返していくらお得なのかを色々と試算してみたいと思うでしょう?
そういう方々のために繰上げ返済シュミレーションが出来るお勧めサイトへのリンクを掲載ます。

goo住宅・不動「住宅ローン返済シュミレーション」
http://loan.house.goo.ne.jp/calc/loan/return_00.php

検索サイト大手「goo」のローンシュミレーションです。
毎年の返済総額、金利支払い分、元金支払い分などかなり細かく計算された表が出ますから、
自分で少し手を加える事により、かなり濃い検討資料となるでしょう。
当メルマガのシュミレーションはほとんどがこちらのサイトの結果を利用して行っております。

ただし、繰上げ返済シュミレーションではないので自分での計算が必要です。
表からの細かい計算方法等は後述します。

げっ!
他にもお奨めのサイトがあったんですが、今日見てみたら閉鎖になっていました・・・(残念)


gooでの繰上げ返済シュミレーション方法
では、goo住宅・不動産の使い方と計算方法を説明します。
「返済額算出」を選び必要事項を記入して「返済シュミレーション」ボタンを押すと
以下の図2のような表が出てきます。
図2の抜粋を再掲します。

返済年数

返済回数

返済額

返済済み金額

ローン残高

返済額(年)

うち元金分

うち金利分

毎月

返済額

月返済分

総残高

返済分合計

累計

残高

01年目

0012

1,517,772

626,338

891,434

1,517,772

1,517,772

29,373,662

29,373,662

02年目

0024

1,517,772

645,388

872,384

3,035,544

3,035,544

28,728,274

28,728,274

03年目

0036

1,517,772

665,018

852,754

4,553,316

4,553,316

28,063,256

28,063,256

04年目

0048

1,517,772

685,246

832,526

6,071,088

6,071,088

27,378,010

27,378,010

例のモデルケース(借入れ3000万、金利3%、返済30年)で
ローン支払い開始ちょうど1年後に200万円の繰上げ返済を行った例ですが、
gooの返済予定表の見方はこうです。

繰上げ返済した200万円は支払い2年目以降の元金支払いに当てられます。
上図でいうと赤字で表示されている部分です。

偶然ですが、2,3,4年目の元金支払い分を合計するとちょうど200万円くらいになりますから、
この場合にはこの繰上げ返済によって支払い期間が3年短縮されて、
2,3,4年目の3年分の金利分(青字)が支払いの必要がなくなるわけです。

赤字(元金)と青字(繰上げ返済により支払いが免れる利息)を足し算してみてください。
赤字合計が約200万円、青字合計が約256万円ですね。
つまり元金(赤字)の分200万円を繰り上げ返済すると、
金利(青字)分の256万円が支払わなくて良くなる。
計算方法は簡単でしょ?

この表を表計算ソフトなどでとりこみ色々と計算式などを作成すると、
細々とした独自のシュミレーションができると思います。
ちょっと上級者向けですが、そちらの方が詳しい方はぜひ挑戦なさってはいかがでしょうか?

2006年11月05日

独自の魅力的なサービスを展開する銀行


銀行選びの際に是非考慮に入れていただきたい銀行があります。
特に「余裕資金を手元に置いておかないと不安だけど、
ローンの支払額も減らしたいんだけど・・・どっちもとりたい!」
と言うわがままな方へ特にお勧めなのが、東京スター銀行と新生銀行です!

ではまずは東京スター銀行から。こちらのローンの特徴的なサービスは
「預金連動型ローン」と呼ばれるもので、
「普通預金をするとその額だけ繰上げ返済したのと同じ効果がある」サービスです。

例えば3000万円ローンを組んでいて1000万の普通預金がある場合は
差額の2000万円にしか利子がつかないと言う商品です。

普通預金をしているうちはその額は金利の加算が停止されている状態に
なるだけですから、普通預金の分はいつでも引き出す事ができます。
手元に資金がないと不安な方にも安心で、かつ繰上げ返済と
同じ効果を得る事ができる魔法のような商品だと思います。

これに類似したサービスをしているのが新生銀行です。
こちらの「パワースマート住宅ローン」の売りは繰上げ返済手数料が完全無料。
かつ月々普通預金の残高が指定した額を超えていると、
超えている金額が自動で繰上げ返済されると言うお手軽な自動繰上げ返済。

そして急な物入りの時には今まで繰上げ返済した金額までなら
無条件に融資されるPowerPocketというサービスがあります。
PowerPocketで融資を受ける場合の借り入れ金利はその時点での
住宅ローン変動金利が適用されます。

どちらも借金の元本を減らす事によって支払い金利を大幅に削減しつつ、
状況の変化による出費にも十分に備える事ができる、まるで夢のような商品です。

いえ、違いますね・・・
一般の銀行たちも本当はこのくらい出来るはずなんですよね。
じゃあ、なぜ出来ないのか!?
「呪われた過去」バブルの後遺症を引きずっているのでしょうね。
(最近はずいぶんましになってきたようですが・・・)
まあ、不良債権をしこたま背負った銀行にローンを借りると言う事は
バブルでの埋め合わせの分を余計にとられているはずです。
上記の2行はそれがありません。

新生銀行は米国の投資会社リップルウッドホールディングが
日本国にとって国辱的とも言われる条件で長銀を買い取り
現・新生銀行となったわけですが、その論議を呼んだ「瑕疵担保条項」により
不良債権のほとんどを日本国に買い取らせたために、
呪われた過去からはほぼ完全に解き放たれています。

だからこそ、過去の重石がないからこそ、
こういった斬新なサービスが出来るわけで、
「そんな、うまい話があるわけがない」なんて警戒しなくてもいいわけです。(笑)

まあ、そんなところで続きは次回。