国内の携帯電話をSIMロック解除する。 その1

さて、海外で現地のSIMカードを購入して現地滞在中の電話代を安くする方法を以前に紹介しましたが、実は国内の携帯電話でもSIMロックと言うものを解除してしまえば海外で使えるようになる機種が存在します。
例えばVODAFONEの3G機種で言えば801SA、SHARPの902SH、903SH、802SH、703SH等や東芝系もいけるようです。
また、DocomoのFOMAも一部の機種で可能なようです。

さて、そもそもSIMロックって何でしょうか!?
SIMロックとは自社のSIMカードしか使えないように固定しているロックのことです。
これを理解するにはまず、海外の携帯電話事情を知らなくてはなりません。


海外の携帯電話は主にSIMカードと言うICチップに電話番号などの固有情報を記憶されており、これを任意のメーカーの端末に挿してしようします。そう、メーカーや端末は何でも良いのです。
日本と大きく違うのは携帯端末のメーカーとキャリア(携帯電話会社)は完全に独立していて、客は気に入ったメーカーや機種の端末を購入して、気に入った携帯キャリアと契約しSIMカードをもらいます。
客は携帯端末とキャリアの組み合わせを任意に選ぶことが出来ます。

その一方で日本は、携帯端末はメーカーが供給するのではなくキャリアが供給します。一旦キャリアがメーカーから買い上げて、携帯キャリアが顧客に端末を「契約とセットで販売する」イメージです。
(実際は違うかもしれませんが、だいたいこんな感じだと思ってください)
するとキャリアは新規顧客の契約をとるために初期費用を安く抑えるために、販売店に契約ごとの成功報酬(インセンティブ)を支払って販売価格を下げようとします。
どう言う事かと言うと、例えば携帯端末単体であれば5万円で売らないと利益が出ない機種でも、新規契約獲得インセンティブが3万円であれば、5万円-3万円=2万円で売っても利益が出るわけです。
これが日本の携帯電話の新規契約が異常に安いカラクリです。

しかし当然のことながら携帯キャリアは数万円の契約獲得報奨金を出せば、その分をユーザーの月々の使用料金で取り返さないといけません。その結果、日本の携帯電話の基本料金や通話料は世界に比べて以上に高い状態となります。

さて海外の場合は、前述のとおり基本的には端末販売とキャリア契約は全く独立しているのでインセンティブなどはなく、携帯端末は素の値段で売っているので日本と比べるとても高くて、5,6万円します。
かわりに携帯キャリアは携帯端末を安くするための最初のインセンティブを払って居ないので、当然の結果として基本料金や通話料が安くなります。これがまた、海外の現地SIMカードの通話料金が安いカラクリでもあります。

さて、長くなってしまったので続きは次回にしましょう。

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