まずは銀行口座開設 その1

香港の金融機関は日本よりずっとステキだって知ってますか?
今回は日本にはない香港の銀行の魅力を伝えたいと思います。

ここ10年で我々は常識を覆されました。「銀行でさえ潰れるときはある」のだと。
銀行預金といっても「絶対安全」な訳はないのだと。
ペイオフも始まり、いよいよぬるま湯に浸かって居られなくなった今日この頃です。

世界に目を向けて世界の金融機関と日本の金融機関を比較してみれば、
日本の金融機関は図体ばかりは大きいですが不良債権が多いので格付けは低く、
しかもまだまだ続く、異常なほどの低金利政策・・・
いまや銀行預金などはリスクは思っているよりも高いのにリターンがまったくない状態です。

リスクがあってもそれに見合うリターンがあれば、それは存在価値があります。
リターンがなくてもリスクがないのならば、それはそれで存在意義はあります。
リスクがあってリターンがないなんてそんなの存在価値ってあるのか?
私は日本の銀行に虎の子を定期預金しているだけの人は、どうかしているんじゃないかとさえ思ってしまいます。

じゃあ、なぜ香港の金融機関がいいのでしょうか。
理由はいくつかあるでしょうが、まず第一は市場競争が激しいからではないでしょうか。
イギリスの植民地だったこともあり、欧米企業のアジア進出の拠点として、
強豪が争って進出して、厳しい競争の中で切磋琢磨してきたといえます。

対して日本の金融機関は様々な保護政策の下にぬるま湯に浸かりきっていた訳ですから、
金融自由化になったとはいえ、遅れを取り戻すのは至難の業かと思います。
まだまだ、欧米の一流金融機関の安定感には足元にも及ばないのではないでしょうか。
(格付けを見てください。)

2つ目に税制があげられます。
香港は金融立国としてのその地位確立のために、金融資産に対して優遇した税制になっています。
日本と違い、「株式等売却益」「株式配当」「利子所得」などの金融所得に対し、税金がかからない仕組みになっています。
例えば日本で年利6%のニュージーランドドルの外貨定期預金をしても利子所得の20%(所得税15%+住民税5%)が源泉徴収され実質は年利4.8%です。
また日本の金融機関は為替手数料がやたらと高いので、ニュージーランド(NZ)ドルへの両替が$1あたり片道1円はかかるでしょう。満期時に日本円に戻すときも同様です。

香港の銀行に年利6%のニュージーランドドル定期預金をしても利子6%は丸々手に入りますから、単純計算でもその差は年利1.2%です。これは複利で考えると大きな違いなのに加えて、香港の銀行は為替手数料より3-5割くらいは安いですから、最終的な手取りはもう少し差が出てくることになります。

もうひとつ。日本もすこしずつその方向で動いてはきてはいますが、香港の金融機関は証券の売買もできるので、銀行口座を開けば香港市場やアメリカの株式やアメリカ国債なども購入することもできるところもあります。

金融機関は格付けも高く、金融所得は非課税で、とりあえず銀行口座があれば証券売買もできて、と考えれば銀行口座を開くだけでなんだか楽しそうでしょう?

さて、ここで問題がひとつ。香港の金融所得は香港の税制では非課税ですが、日本での納税義務は当然発生します。当然、利子所得や売却益は日本の税務署に報告することになりますが・・・

主たる収入は給与所得のみの人は、国内では銀行預金の利子所得は源泉徴収済み。さらに証券口座は特定口座を利用し確定申告は不要になります。

そして、この香港での所得と上記以外の所得の合計が年間20万円未満の確定申告の必要がない方は、税務署への申告必要もないことになります。

その他の所得として、国内での給与所得以外の収入はなく、香港でも証券売買はやらずに銀行預金だけだったとすると、一番金利の高い年利6.5%程度のNZドル預金で300万円位の元金までは申告が不要ということです。ちょっとしたお金持ちでもない限りなかなか300万円以上の預金を海外の口座にはできないでしょうから、私のような庶民の場合は完全に非課税で香港の銀行預金の利子を受け取ることができる訳です。

メリットが少しはわかってもらえたでしょうか?

次回は銀行口座開設の実践的な情報です。

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